【9月1日 AFP】ボクシング、世界ライト級3団体統一戦が31日、英ロンドンのO2アリーナ(O2 Arena)で行われ、WBAスーパー、WBOライト級王者のワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko、ウクライナ)が判定3-0でルーク・キャンベル(Luke Campbell、英国)を下し、空位となっていたWBCの王座を獲得して3団体統一に成功した。

【特集】写真で振り返る海外ボクサーのビフォーアフター

 ここまでプロ転向後わずか14試合で3階級を制覇し、「パウンド・フォー・パウンド」の最強ボクサーと広く認識されているロマチェンコは、これでWBAとWBO、WBCの3団体統一に成功。次の目標は、リチャード・カミー(Richard Commey、ガーナ)が持つIBFのベルトを奪取し、4団体統一を成し遂げることになる。

 戦績を14勝1敗に伸ばしたロマチェンコは、厳しい試合だったことを認めながら、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対して「もちろんうれしい」「この美しい試合をサポートしに来てくれたみんなに感謝したいし、もちろんこのタイトルをうれしく思う」とコメントした。(c)AFP