【9月1日 AFP】(更新)全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は31日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-4、6-2で予選勝者のチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)に快勝し、16強入りを決めた。

 3度の大会制覇を誇るナダルは、2回戦の対戦相手が試合前に棄権したことで得た3日分の休養を生かし、世界170位のチョンを一蹴。これで全米オープンにおけるトップ50圏外の選手との通算成績を35勝1敗とした。

 次戦は準々決勝進出を懸けて2014年大会覇者のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と対戦するナダルは「また4回戦に勝ち残れてうれしい。良い試合だった」とコメントした。

 また、「いつもより少し積極的なプレーをしようと心がけている」と話したナダルは、ここまでの勝ち上がりについて「去年はタフな試合が何回があったが、どちらが良いのかは分からない」と付け加えた。

 その他の試合では、アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)が第28シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)に、第13シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)がデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)にそれぞれ勝利している。(c)AFP/Martyn WOOD