【8月31日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2019)は30日、第7ステージ(オンダからマスデラコスタ、183.2キロメートル)が行われ、モビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が優勝を飾り、3位でフィニッシュしたアスタナ(Astana Pro Team)のミゲル・アンヘル・ロペス(Miguel Angel Lopez、コロンビア)が総合首位を奪還した。

 4.1キロメートルと距離は短いながらも、過酷な峠が集団を即座に分断した。レース残り3キロメートルでは、モビスターのナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)が加速し、チームメートのバルベルデとチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)、そしてロペスが追随した。

 ロペスとキンタナのコロンビア勢が終盤までペースをつくる中、UCIロード世界選手権大会(2018 UCI Road World Championships)王者の証しであるレインボージャージーを身に着けたバルベルデが最後に飛び出し、トップで山頂フィニッシュを決めた。(c)AFP