【8月31日 AFP】31日に行われる全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)の女子シングルス3回戦では、15歳の新星コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)と大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)が激突する。この注目の一戦は、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)も、ファンの一人として見るのを楽しみにしている。

 先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)で4回戦に進出し、四大大会(グランドスラム)デビュー戦で旋風を巻き起こしたガウフと、前回覇者で全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)も制した21歳の大坂は、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で行われるナイトセッションで激突する。

 マーガレット・コート(Margaret Court)氏が持つグランドスラム最多記録の24勝目を目指す37歳のセレーナは、この二人が現在最も旬の若手選手であるとの認識を示し、「この試合が女子テニスの未来であることは間違いない」「自分もファンの一人になって、試合を見るのを心から楽しみにしている」と語った。

「本当に興味深い一戦になる。すごくエキサイティングな試合になるはず」「ココ(ガウフ)はナオミよりだいぶ若いけれど、それを言うならナオミだってかなり若い」

 1996年大会で16強入りしたアンナ・クルニコワ(Anna Kournikova、ロシア)氏の後では最年少で全米オープン3回戦に進出したガウフは、30日に行われた女子ダブルス1回戦でキャサリン・マクナリー(Catherine McNally、米国)とペアを組み、ユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)/カテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)組に7-6(8-6)、6-2で勝利した。

 ガウフはこの試合が大坂戦の予行練習になったといい、「サーブの練習として大いに役立ったと思う」「ダブルスでは、あらゆるショットを打たなければならない。これがあしたの試合で役立つと思う」と語った。(c)AFP/Jim SLATER