フェデラーが全米OP4回戦進出、対戦相手は過密日程に不満
発信地:ニューヨーク/米国
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【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-2、6-2、6-1でダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)を下し、4回戦に進んだ。
フェデラーは世界ランク58位のエヴァンスをわずか80分で退けた。ウイナーの数はエヴァンスの7本に対しフェデラーは48本だった。敗れたエヴァンスは2回戦からの試合間隔がわずか18時間しかなかったことで、思ったように動けなかった。
「心から楽しんだ」と話した38歳のフェデラーは、「アジャストできたし、自分のやるべきことができたので満足している」と手応えを口にした。
雨天順延となった2回戦を29日に戦ったエヴァンスは、休息が十分ではなかったとして大会運営を非難した。一方、四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るフェデラーは、28日に屋根が閉じられたアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)でプレーしたため、エヴァンスより1日多く休めた。
「疲れ切っていた。きのうの試合後にまず思ったのは、かなりタフな状況だということだった。本音を言うと少し残念だ」と悔しさをにじませたエヴァンスは、「彼を倒そうと努めたが、きのう4セットを戦ったので疲労があったし、体が硬かった。不可能に近かったとはいえ、彼はミスのない素晴らしいテニスをしたと思う」と続けた。(c)AFP/Jim SLATER