【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第7シードの錦織圭(Kei Nishikori)はアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)に2-6、4-6、6-2、3-6で敗れた。

 2014年の全米オープンで準優勝に輝いた錦織は、今季の四大大会(グランドスラム)では3大会すべてで準々決勝に駒を進めていたが、2017年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)後では最も早いラウンドでの敗退が決まった。

 錦織は試合後、「各ゲームを取るのを自分で難しくしてしまった。アンフォーストエラーが多すぎた。いつもより安定感がなかった」「相手のプレーも良かったが、自分のプレーがまずい場面もいくつかあった」と振り返った。

 また、前哨戦で1勝も挙げられていなかった錦織だが、今大会への影響はほとんどなかったと強調し、「この大会に入ってくるまでは、まずまずだった。良い練習ができていたし、自信もあった。きょうはとにかく彼が良いプレーをしたと思う」と付け加えた。

 一方、20歳のデミノーにとっては、これがトップ10選手から記録した初勝利。グランドスラムでの16強入りも初めてとなった。4回戦ではグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)とラッキールーザーのカミル・マイフシャク(Kamil Majchrzak、ポーランド)の勝者と対戦する。(c)AFP/Martyn WOOD