【8月30日 AFP】31日に行われる全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)の女子シングルス3回戦で、15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は前回覇者で大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)と対戦することが決まり、自分の実力を試すのが楽しみだと話した。

 29日に行われた2回戦で、21歳の大坂がポーランドのマグダ・リネッテ(Magda Linette)に6-2、6-4で快勝したのに対し、ガウフは予選勝者のティメア・バボス(Timea Babos、ハンガリー)に6-2、4-6、6-4で勝利した。

 女子テニス界で旋風を巻き起こしているガウフは、「私たちは若手だけど、私の方が新参者」「だから、私のテニスが彼女にどれだけ通用するか楽しみ」とすると、「もちろん試合に勝ちたいし、とにかく楽しみたい。それでどうなるか」と語った。

 世界ランク140位のガウフは、2年前のマイアミ・オープン(Miami Open 2017)で大坂の練習相手を務めた経験があり、「あれは、すごくクールだった」「コートにボールは返せたけど、とても緊張した。彼女は大会へ向けた準備をしていたから、練習を台無しにしたくなかった」と明かした。

 またガウフは、若くして成功を収めている大坂について「彼女は驚くべき選手」「昨年の全米オープンでは優勝の大本命ではなかったけど、今年は確実にそうなっている。素晴らしい快進撃で、あの決勝もすごかった」と称賛した。

「彼女はみんなにとって大きな刺激になっていると思う。21歳で四大大会(グランドスラム)で2勝し、さらなる勝利を目指している。コートの中でも外でも、とても良い人。試合に出れば最高のプレーをする。彼女は試合の戦い方やコート外での振る舞い方を示していると思う」 (c)AFP/Jim SLATER