【8月30日 AFP】女子テニス、世界ランク1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は、2020年東京五輪の混合ダブルスで錦織圭(Kei Nishikori)とペアを組む気持ちはあるものの、まずは初めてのダブルスに向けて練習する必要があるという認識を示している。

【関連記事】錦織が大坂と夢のペア結成か、東京五輪の混合ダブルス出場検討

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)で大会連覇を目指す21歳の大坂は、29日に行われた女子シングルス2回戦で、ポーランドのマグダ・リネッテ(Magda Linette)に6-2、6-4で快勝した後、錦織とのダブルスについて質問を受けた。

 錦織は先日、大坂が来年の東京五輪で自分とペアを組み、混合ダブルスに出場する気があるか知りたいと話していた。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)の現女王でもある大坂は、その可能性にかなり乗り気であるものの、少なからず気が引けるという。

「出るつもり。彼と組むなら絶対に出たい。ただ、ダブルスは人生で初めてだから、練習する必要があるというのが実のところ」

 また、錦織と「ドリームチーム」を組んで母国の誇りを懸けてプレーすることになれば、とてつもない責任感に襲われるだろうと予想しており、「錦織圭とミックスダブルスを組んで、東京五輪の1回戦で負けるわけにはいかない」と話した。

「そうなったら大ごとで、泣いてしまうかも。ダブルスで負けたらきっと泣いてしまう。もし実現したら、ある意味で非常に歴史的なことだと思うし、ぜひともやりたい。だけど、その前にダブルスの練習をしないといけない」 (c)AFP/Jim SLATER