【8月30日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は29日、先月の総選挙後初めて招集された最高会議(議会)で、新内閣の首相に大統領府副長官(経済担当)で弁護士出身のオレクシー・ホンチャルク(Oleksiy Goncharuk)氏(35)を指名した。

 ホンチャルク氏は5月のゼレンスキー新政権発足で大統領府副長官に任命された。それ以前はウクライナのビジネス環境を改善する目的で欧州連合(EU)が出資するコンサルタント会社を率いていたが、政界での経験はわずか3か月で政治手腕は未知数だ。

 コメディアン出身のゼレンスキー大統領は大統領選の公約として、1991年のウクライナ独立以来、同国を支配してきたエスタブリッシュメント(既成勢力)を一掃し、自らの内閣に新たな顔ぶれを迎えることを掲げていた。同大統領率いる政党「国民の奉仕者(Servant of the People)」は先月の議会選で定数450のうち過半数の254議席を獲得したため、ホンチャルク氏に対する首相指名は即座に承認された。(c)AFP/Ania TSOUKANOVA