パレスチナ自治区ガザ市で爆発、警官2人死亡 現場上空に航空機なし
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【8月28日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)ガザ市(Gaza City)で27日夜、1件の爆発があり、パレスチナ人の警察官2人が死亡、1人が負傷した。パレスチナ当局が発表した。
内務省は声明で、亡くなった2人は警察官で、ガザ治安部隊が捜査を開始したと明らかにした。
イスラエル軍は空爆を行っていないと主張したほか、パレスチナの目撃者らもAFPの取材に対し、現場上空に航空機は見えなかったと証言した。
AFP記者は、近隣家屋の被害や、道路に残された血痕を確認した。
イスラエル軍は爆発に先立ち同日、ガザ地区の武装勢力が境界越しに迫撃砲弾を発射したことを受けて、同地区を実効支配するハマス(Hamas)に対する空爆を開始していた。
ガザ地区の目撃者らはAFPに対し、イスラエルの無人機(ドローン)がブレイジ(Al-Bureij)難民キャンプの東にあるハマス施設を攻撃したと語った。負傷者は報告されていない。
9月17日にイスラエル総選挙を控える中、ガザ境界で続く応酬のさらなる激化が懸念されている。(c)AFP