【8月29日 CNS】中国・福建省(Fujian)莆田市(Putian)の塩田では23日、朝日が昇るとともに、一日の仕事が始まった。

 莆田塩田は天日による製塩法を採用し、すべて手作業で塩を作っている。塩田の面積は約6670ヘクタール、海水を原料とした塩を年間約9万トン生産しており、福建省の海塩の総生産量の3分の1を占める。史料によると、莆田塩田は、元の時代から塩を産出しており、すでに700年の製塩の歴史がある。潮くみ、かん水、塩かきなど…一つ一つの手順には代々の「塩の匠」の知恵が凝縮されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News