【8月27日 AFP】等身大のヒト型ロボット「ヒョードル(Fedor)」を乗せたロシアの宇宙船「ソユーズMS-14(Soyuz MS-14)」が27日、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。ロシアの国営宇宙開発企業ロスコスモス(Roscosmos)が発表した。ドッキングは先週末にも試みられたものの、失敗に終わっていた。

 ヒョードルは人間の動きを模倣し、宇宙飛行士が遠隔操作で行う作業を補助することができる。

 米航空宇宙局(NASA)のNASA TVで放送されたはドッキングの映像では、実況者が「接触を確認、捕捉を確認」とアナウンス。またロスコスモスもウェブサイト上で、ドッキングに成功したと発表した。

 ソユーズMS-14は22日、カザフスタン南部のバイコヌール宇宙基地(Baikonur cosmodrome)から打ち上げられた。ヒョードルはISSに9月7日までとどまり、補助作業の習得する予定。(c)AFP