日本はとても平和である。しかし、世界には利害の対立による紛争や宗教・文化の違いによるテロにより、
平和な生活を送ることができない人々もいる。
この写真はロヒンギャの難民の子供たちが丘の上に立ち、太陽を眺めている様子だ。
ロヒンギャとは主にミャンマー西部に暮らすイスラム系少数民族で、不法移民として国籍を与えられず、今でも数々の差別や迫害に苦しめられている。 彼らも、彼らが生まれるよりもずっと前から起こっている迫害から逃れ、バングラデシュの難民キャンプで生活している。たとえ難民キャンプでも、ミャンマーにいるよりもバングラデシュにいる方が平和な生活を送れるのではないかと思う。
ロヒンギャに対する差別を無くすために、彼らの平和な生活を守り、今よりももっと平和に暮らすために私達にできることがあるかと考えさせられる写真であった。平和な国で暮らす私達が彼らの平和な暮らしを守らなければならないのではないか。

[日本大学東北高等学校 菊田 奈央]