【8月27日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)はロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena、スペイン)に6-4、6-1、6-4で勝利し、2回戦進出を決めた。

 直近五つの四大大会(グランドスラム)で4度の優勝を果たし、この日世界ランキング76位のカルバレス・バエナに快勝したジョコビッチは、「大会の初めは、コートの上で居心地の良さを感じるまで時間がかかる」とコメントした。「各セットの後半に入ると、重要な場面でうまくチャンスを生かし、どんどん前に進むことができた。それが重要だった」

 2004年から5連覇を果たしたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)以来となる連続優勝を目指すジョコビッチは、サム・クエリー(Sam Querrey、米国)に勝利したファン・イグナシオ・ロンデロ(Juan Ignacio Londero、アルゼンチン)と2回戦で対戦する。

 ジョコビッチは「自身のパフォーマンスにとても満足しているし、次の試合が楽しみだ」と続けた。

 グランドスラムを16度制しているジョコビッチは、フェデラーの通算20勝を追っている。同18勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を加えた「ビッグ3」は全米オープンで計11度の優勝を果たしており、今大会も優勝候補に挙げられている。

 一方、第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は、プラジュネシュ・グネスワラン(Prajnesh Gunneswaran、インド)を6-4、6-1、6-2で下した。

 1時間25分で試合を終わらせたメドベージェフは、「自分のプレーについてとても満足しているとは言えないが、このスコアで1回戦を勝ち上がれたのは素晴らしい」「良いプレーを続けられればうれしい」と語った。

 シティ・オープン(Citi Open 2019)とロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)では準優勝に終わったメドベージェフだが、続くウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)でジョコビッチを下すなどして優勝を飾ると、世界ランキングで自身初となるトップ5入りを果たした。

 ジョコビッチやナダル、フェデラーばかりがグランドスラムで優勝しているという現状に終止符を打つ有力候補と目されながらも、四大大会で16強より先に進んだことがないメドベージェフは、自身にかかる期待をすぐさま静めた。

 メドベージェフは「僕は(この話題とは)いつも少し距離を置こうとしている。現時点では、まだグランドスラムで準々決勝に進んだことがないといつも言っているから」と話した。

「だから、まずは8強入りすること。もしそれができれば、より大きな目標や結果について話せる」 (c)AFP/Jim SLATER