【8月26日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2019)は25日、第2ステージ(ベニドルムからカルペ、199.6キロメートル)が行われ、総合優勝経験者であるモビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)が今大会最初の個人ステージを制した。

 キンタナは残り3キロメートル地点で精鋭ぞろいの6人の先頭集団から抜け出し、勝利をもぎ取った。三大ツール(グランツール)では、チームイネオス(Team Ineos)のエガン・ベルナル(Egan Bernal)が総合優勝を飾ったツール・ド・フランス(2019 Tour de France)から、コロンビア勢の活躍が続いている。

 ゴール直後にテレビのインタビューに答えた2016年の総合王者は、「格別だ。こういう勝利は経験がなかった。これが初めてだよ」「自分にとっても、チームにとっても勝利が必要だった。きょうはみんなでうまく連携できたし、良い仕事ができた」とコメントした。

 キンタナを追走してステージ2位に入ったチーム・サンウェブ(Team Sunweb)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)が、総合トップに立っている。(c)AFP