【8月25日 AFP】2018年のワールドラグビー(World Rugby)年間最優秀新人に輝いた南アフリカ代表のアピウェ・ディアンティ(Aphiwe Dyantyi)が、7月の代表合宿中に行われた薬物検査で禁止薬物に陽性反応を示していたことが発覚した。本人はドーピングを否定している。

 ディアンティは「意図的か、過失かにかかわらず、禁止物質を摂取してパフォーマンスを高めようとしたことは一度もない」「違反を犯したことはないし、これからもするつもりはない。禁止物質が検出されたことに、僕自身が非常に驚いている」「マネジメントチームと、チームが指名した専門家が、原因究明と無実の証明に全力を尽くしてくれている」と話した。

 ディアンティは太もものけがで数か月前から戦列を離れており、26日に発表されるW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)のメンバー争いからはすでに脱落している。

 代表としては、2018年6月に行われたホームでのイングランド戦で初キャップを刻んだが、11月の敵地でのウェールズ戦を最後に出場からは遠ざかっている。(c)AFP