【8月25日 AFP】(写真追加)北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は25日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が「新たに開発された兵器」の試射を再び視察したと報じた。

 韓国軍は、北朝鮮が24日に短距離弾道ミサイルとみられるもの2発を発射したと発表したが、KCNAは試射が行われたのは「超大型多連装ロケット砲」だと伝えた。

 KCNAによると金委員長は、「新しく開発された」システムは「素晴らしい武器」だと述べ、設計・製造した技術者らを称賛した。 試射の結果、「システムの戦術的・技術的仕様はすべて、事前に定められた指標に正しく達していることが証明された」としている。金委員長は、「絶えず増大する軍事的脅威と敵対勢力の圧力攻勢を断固として阻むため」、兵器開発の水準を上げ続けていく必要があると指摘したという。

 金委員長は今月だけで他に数回「新兵器」の試験に立ち会ったと伝えられているが、これらの兵器の種類や技術的な詳細は依然として謎に包まれている。(c)AFP