2019/8/23

公益財団法人東京都医学総合研究所

都民講座「自閉症の理解と回復を目指して」を9月27日(金)に開催いたします。

公益財団法人東京都医学総合研究所(所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ))は、一般の方向け講演会として都民講座「自閉症の理解と回復を目指して」を、2019年9月27日(金曜日)に、東京都世田谷区にある烏山区民会館ホールにて開催します。昭和大学発達障害医療研究所で所長を務められている加藤進昌先生を講師としてお迎えし、当研究所の山形要人 研究員とともに、講演いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

1 日 時

2019年9月27日(金曜日)
午後6時30分~午後8時(開場は午後5時30分)

2 場 所

烏山区民会館ホール
東京都世田谷区南烏山6-2-19(京王線千歳烏山駅至近)

3 演 題

「自閉症の理解と回復を目指して」

東京都医学総合研究所 参事研究員 山形 要人

講師プロフィール:金沢大学医学部卒業後、大阪大学医学部講師等を経て現職
講演タイトル:知的障害を伴う自閉症のしくみを探る
講演内容:自閉症は他者とうまくコミュニケーションができない、興味や活動がかたよるという特徴があり、こどもの自閉症では知的な遅れをともなうケースも多いです。私たちはこのしくみを明らかにするため、自閉症と知的障害を起こすヒトの病気と同じ遺伝子に異常のある動物を作りました。この動物を調べることで、脳内メカニズムの一端を明らかにし、それにもとづく治療薬の開発を目指しています。本講演では、この動物のシナプス(神経細胞同士の接合部)の異常や、それを改善する化合物がマウスの行動異常も回復させることなどをお示しし、治療薬開発の現状をお話します。

昭和大学発達障害医療研究所 所長 加藤 進昌

講師プロフィール:東京大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科教授、東京大学医学部附属病院病院長等を経て現職
講演タイトル:アスペルガー症候群とは何か~脳内メカニズムの解明からリハビリテーションまで~
講演内容:自閉症の病態解明は世界的にも大きなテーマです。しかし自閉症の本質は何かについて臨床的に確立されたものはありません。最新の国際診断基準でも、知的に低い古典的自閉症(カナー型)から定型発達者に見られる「変わった人」まで包含する自閉症スペクトラムと言う曖昧な概念でくくられてしまい、さらに混迷しています。研究的にも動物研究はカナー型を想定する一方で、脳画像研究は知的に高いアスペルガー症候群が主役になることが多く、双方のモデルに乖離が見られます。私たちは、その中でアスペルガー症候群を対象とした研究を中心に行っていますので、その概要をご紹介し、自閉症スペクトラムの本質に少しでも迫ってみたいと思います。

4 参 加

定員350名(事前申込、先着順)  入場無料

5 申 込

往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。

往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第4回都民講座」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。

メールは、件名を「第4回都民講座申込」とし、氏名、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。

締切は9月24日(火曜日)必着

【申込先】 〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6
               (公財)東京都医学総合研究所 普及広報係 宛

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名](公財)東京都医学総合研究所
[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当
[TEL]03-5316-3109(直通)