【8月22日 Xinhua News】中国工業・情報化部(工信部)の苗圩(Miao Wei)部長は20日の2019世界ロボット大会の開幕式で、2018年、中国の産業用ロボットの生産台数は14万8000台で世界生産台数全体の38%以上を占め、サービスロボットの種類は日増しに多様化していると明らかにした。中国証券報が伝えた。

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 苗部長は、今年に入り、世界の経済発展環境の影響で、世界の産業用ロボットは伸び悩んだとし、同時に、ロボット産業の発展は多くの課題と挑戦を抱えており、鍵となるコア技術をさらに高め、応用シーンと分野をより広げ、リスク制御と法律・法規体系をいっそう整える必要があると述べた。

 苗部長はまた、全体的に見て、ロボットは依然、新ラウンド科学技術革命と製造業イノベーション融合の重要なプラットフォームとして、新旧原動力の転換と経済の質の高い発展を推進する重要な動力だとの見方を示し、世界産業の構造転換・高度化と消費高度化が加速し、特にロボット企業のイノベーションと応用分野が拡大し、供給能力が高まる中、ロボット産業は引き続き速やかな発展を保っていくとみており、ロボット産業の発展を加速することは製造業発展の重要な方向だとの認識を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News