【8月21日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で20日、銃を持った男がバスの乗客を人質に取った後、警察によって射殺された。当局が明らかにした。

 事件はリオデジャネイロと近隣都市のニテロイ(Niteroi)を結ぶ交通量の多い橋の上で発生。テーザー銃とガソリンを所持した男がバスジャックし、数十人が車内に閉じ込められた。

 ニュースサイトG1の報道によると、重武装した警察官らがバスを取り囲み、男と交渉。その間、少なくとも女性4人および男性2人が解放されたものの、中には31人が取り残されていた。

 男は午前5時半(日本時間同日午後5時半)にバスに乗り込み、乗客を脅し始めた。それから約4時間後、狙撃手が男を射殺したという。

 警察によれば、人質の中に負傷者はいなかった。

 映像前半は、バスジャック犯が射殺された後に別のバスに乗り込む被害者ら。後半は、事件のあった橋。20日撮影。(c)AFP