【8月23日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)興国県(Xingguo)東村郷(Dongcun)の丘陵地帯では最近、「西気東輸」(中国西部の天然ガスを東部沿岸地域に輸送するプロジェクト)で発生した土砂崩落の修復工事で使われる砂利の運搬を、荷馬隊が担当している。

 余玉林(Yu Yulin)さん(47)率いるこの荷馬隊にはメンバー10人と、ラバと馬合わせて22匹が所属。約300メートルの険しい山道を1日10回以上往復し、1匹当たり約200キロの荷物を背負いながら、資材置き場と建設現場の間を奔走している。

 荷馬は古くから交通手段として利用されてきたが、現在では、交通手段がない山地で非常に重要な役割を果たしている。これらのラバや馬は、建設用のセメントや砂、石などの資材を山に運ぶことで、インフラ建設の順調な進展を後押ししている。(c)Xinhua News/AFPBB News