【8月19日 AFP】ラグビーリーグの英2部クラブに所属する20歳のアーチー・ブルース(Archie Bruce)選手が、遠征先の仏トゥールーズ(Toulouse)のホテルで死亡しているのが18日に発見された。現地の検察によると、この件に「第三者」が関わっている可能性は低いという。

 ブルース選手は、英ヨークシャー(Yorkshire)を拠点とする英2部リーグのバトリー・ブルドックス(Batley Bulldogs)に所属し、17日のトゥールーズ・オリンピック(Toulouse Olympique)戦でトップチームデビューを果たしたばかりだった。

 チームはツイッター(Twitter)で「非常にショッキングなお知らせをしなければなりません。われわれの若きアーチー・ブルースがこの世を去り、けさホテルの寝室で発見されました。昨晩のトゥールーズ戦でデビューを飾ったところでした」と発表。「ブルドックス、ラグビーフットボールリーグ(RFL)、リーグの慈善基金で家族をサポートしていきます。フランス当局による聞き取りが現在も続いているため、チームは帰国を遅らせています」と続けた。

 フランスの捜査当局も、18日の午前7時45分(日本時間同日午後2時45分)に遺体を発見したことを発表し、「追って検視を行う」と話している。

 RFLは寄付サイトのジャストギビング(Just Giving)に専用のページを立ち上げ、「アーチー・ブルースの名の下、永遠の財産を残すため」の寄付を募っている。(c)AFP