【8月19日 AFP】イタリア・セリエAのブレシア(Brescia Calcio)は18日、元同国代表FWマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)を獲得したと発表した。

 今季セリエAに昇格したブレシアは、公式サイトで「複数年の契約」を結んだバロテッリについて、正式なお披露目は19日になると明かし「マリオが故郷に帰ってくる」と記した。フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を6月に退団したバロテッリは、シチリア(Sicily)島の出身ながら、養子に出されブレシアの郊外で育った。

「バロテッリはこの街で育ち、子どもの頃からフィジカル面や技術面で突出していた。3年ぶりとなるイタリアへの復帰は、ブレシアに戻りたいという決心や熱意によって実現したのかもしれない」

 バロテッリはソーシャルメディアに「ついに俺の地元に戻ってきた」というメッセージを投稿し、これまでのキャリアでのさまざまな写真をつなぎ合わせたスライドショーを添えた。

 しかし、バロテッリにはセリエAでの4試合の出場停止処分が下っており、ブレシアでのデビューは9月25日に行われるユベントス(Juventus)戦になるかもしれない。

 伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)は、バロテッリの契約年数が3年で1年目の年俸は300万ユーロ(約3億5000万円)となり、チームが1部残留を決めればボーナスとしてさらに同額が支払われると報じた。

 また、残りの2年でもブレシアがセリエAに残留できれば、バロテッリは1シーズンに600万ユーロ(約7億円)を受け取ることになるという。(c)AFP