【8月19日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは18日、第2節の試合が行われ、ホームのチェルシー(Chelsea)は良い立ち上がりを見せたもののレスター・シティ(Leicester City)に追いつかれ、1-1で引き分けた。

 この日が本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)での初采配となったチェルシーのフランク・ランパード(Frank Lampard)監督は、若手主体のチームが成長するには時間がかかると主張した。

 チェルシーは7分、メイソン・マウント(Mason Mount)が先制ゴールを挙げ、幸先良いスタートを切ったが、試合序盤の優位を最大限に生かすことができず、ウィルフレッド・エンディディ(Wilfred Ndidi)に同点弾を決められると、決定機の数ではレスターを大きく下回り、簡単に負けていてもおかしくなかった。

 チェルシーは先週行われたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦で0-4の黒星を喫し、ミッドウイークのUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2019)でもリバプール(Liverpool FC)にPK戦の末に敗れており、これでシーズン開幕から3試合で未勝利となった。

 ランパード監督は「最初の25分は速く、クオリティーを見せた。もっとゴールを決められたが、あの序盤はうれしかった」とコメントした。

「その勢いを維持させるのはわれわれ次第だったのに、それをしなかった。プレッシャーをかけ続けるべきだったが、それもしなかった。取り組むことは常にある。まだシーズンの序盤だが、勝ち点をマークし、改善しなければならないことを覚えておかねばならない」

 この夏、チェルシーが選手の補強を禁じられる中、ランパード監督はマウントやタミー・アブラハム(Tammy Abraham)といった選手に輝くためのチャンスを与えており、より冷静になるようチームに求めた。

 ランパード監督は「まだまだ序盤。われわれは大きなものを目指して努力しており、辛抱することが求められる」と続けた。

「2-0か3-0とリードを広げていれば、試合をものにしていただろう。しかし、われわれはそうしたチャンスを生かせなかった。それがここまでのわれわれの流れだ。より冷静になるべきなのは確か。それは明らかなこと」 (c)AFP