【8月17日 CNS】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のバインゴリン・モンゴル自治州(Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture)バインブルク草原の湿地に最近、国家一級保護鳥のナベコウが姿を現した。

 コウノトリの仲間のナベコウは、世界的に絶滅の危機にあり、「鳥のパンダ」ともいわれる世界有数の希少な鳥だ。現在、生息数は世界中で2000羽にも満たない。

 毎年夏にバインブラク草原に飛来し、卵を産んでふ化させているという。草原で過ごすナベコウは水辺で餌をついばみ、黒々とした翼を広げて大空を羽ばたいている。(c)CNS/JCM/AFPBB News