【8月16日 AFP】サッカー元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)氏が15日、モロッコ代表の新指揮官に就任した。同氏がアフリカの代表チームを率いるのはこれが3度目。

 ハリルホジッチ氏は、アフリカネーションズカップ(2019 The Africa Cup of Nations)後に辞任し、サウジアラビアの指揮官に就任したエルベ・ルナール(Herve Renard)監督の後任となった。

 67歳のハリルホジッチ監督は、「2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場することが大きな目標」「W杯の出場権獲得に挑むのはこれが4度目」と語った。

 今月2日、相互の合意の下でフランス・リーグ1のナント(FC Nantes)の監督を退任したハリルホジッチ氏は、過去にコートジボワールなどの指揮官を務め、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)ではアルジェリアを初の決勝トーナメントに導いた。

 また、2015年から2018年にかけては日本を指揮したが、W杯ロシア大会(2018 World Cup)開幕の2か月前に解任された。

 ハリルホジッチ氏は1997年、モロッコ1部リーグのラジャ・カサブランカ(Raja Casablanca)にリーグ優勝をもたらしており、すでに同国で実績を挙げている。(c)AFP