【8月15日 AFP】(更新)テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)は14日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第6シードの錦織圭(Kei Nishikori)は予選勝者の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)との日本人対決に6-7(2-7)、4-6で敗れた。

 世界ランキング77位の西岡に1時間半で敗れた錦織は「タフな試合だった。彼は良いテニスをした。サーブが良かった」と振り返った上で、「彼と初めて対戦できてうれしかった。彼がより強くなって、成長している姿を見られるのは良いこと。前から力のある選手だった。ボールをたくさん返してくるし、守備も良い」とコメントした。

 錦織は全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)の前哨戦に位置づけられるウェスタン&サザンオープンで、またしても3回戦の壁を破れずに大会を去ることになった。

 対する西岡は次戦、ワイルドカード(主催者推薦)のライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)に7-6(7-3)、6-4で勝利したアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)と顔を合わせる。

 同日に行われた試合では、第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が3本のマッチポイントをしのぐも、ジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に4-6、7-6(7-5)、6-7(6-8)で敗れた。

 また第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は驚きのダブルフォールト20本を記録し、19歳のミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic、セルビア)に7-6(7-4)、2-6、4-6で敗戦。大会初勝利を逃した。

 前週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れ準優勝に終わった第9シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は7-6(7-2)、6-1でブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)に快勝している。(c)AFP