【8月14日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)のワイルドカード(主催者推薦)が13日に発表され、女子シングルスではウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)で旋風を巻き起こした15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)や元大会女王のサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)らが選出された。

 予選から勝ち上がったウィンブルドンの1回戦でヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破り、4回戦まで進出したガウフに加え、今回は他に10代の4選手にワイルドカードが与えられた。

 その一方で、ベテランのストーサーもワイルドカードを獲得。35歳のストーサーは栄冠に輝いた2011年大会以外でも、2度にわたりベスト8に入っている。

 他には元全米大学チャンピオンのフランチェスカ・ディロレンツォ(Francesca Di Lorenzo、米国)やクリスティ・アーン(Kristie Ahn、米国)が選ばれた。

 男子シングルスでは、ジャック・ソック(Jack Sock)をはじめとする米国勢6人に加え、全米テニス協会(USTA)と提携しているフランステニス連盟(FFT)の推薦でアントワーヌ・オアン(Antoine Hoang、フランス)にワイルドカードが与えらえた。同じくUSTAと協定を結んでいるオーストラリアテニス協会(Tennis Australia)は、後日推薦選手を発表する予定。(c)AFP