【8月14日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)は13日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-3、6-4でファン・イグナシオ・ロンデロ(Juan Ignacio Londero、アルゼンチン)を下し、3回戦進出を決めた。

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 7度の大会制覇を誇るフェデラーにとっては、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)決勝以来の試合だったが、1か月ぶりの実戦であることを感じさせない戦いぶりを見せた。

 試合はフェデラーが第1セットを奪い、続く第2セットは2-2で並んでいたところで雨による約1時間の中断があったが、四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇る王者は再開後にしっかりと試合をまとめ、2度目のマッチポイントで勝利をつかんだ。

 フェデラーは試合後、「雨による中断で少しトリッキーだったけど非常に満足している」「コートに戻ってこられてうれしい」と話した。「長い長いハードコートシーズンの始まりだ。勝利で発進できたのは良かった」「対戦相手のことは詳しく知らなかった。彼はツアーの新顔だからね。でも大切なのは自分のテニスに集中することだ」 (c)AFP