【8月14日 AFP】(更新)女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が、13日に予定されていたウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)のシングルス1回戦を試合前に棄権した。腰のけがが理由だとしている。

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 セレーナは、ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)と対戦した前週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)決勝も、腰痛によりわずか4ゲームで棄権しており、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)を前にまたしても打撃を受けている。

 この日、予選勝者のザリナ・ディアス(Zarina Diyas、カザフスタン)と対戦予定だったセレーナは朝に練習をしたが、試合前にプレーができないと主催者側に申し出た。

 セレーナは主催者が発表したコメント文で「日曜日(11日)にメーソン(Mason)に来て、今夜の試合で戦うためにできることはすべてやってきた。けさの練習後も出場する気でいた」「でも残念ながら腰の状態は良くない」と述べた。

 セレーナの棄権を受け、今月のシティ・オープン(Citi Open 2019)でツアー初優勝を果たした世界ランキング56位のジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)が、ラッキールーザーとして本戦ドローに入っている。

 同日に行われた2回戦では、セレーナの姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)が6-3、3-6、7-6(7-4)で大会連覇を目指した第5シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)を破り、2012年以来の3回戦進出を決めた。

 また1回戦の試合では、第16シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が、2017年大会女王のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を6-7(4-7)、7-6(7-5)、6-4で倒した。

 第13シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は6-7(7-9)、2-6でアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)に敗れ、2週連続で初戦敗退を喫した。

 元大会覇者のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は、6-4、1-0とリードしていたところで対戦相手のベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)が負傷棄権し、初戦突破を果たしている。(c)AFP