【8月14日 AFP】男子テニス、世界ランキング4位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は13日、風邪による体調不良でウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)を棄権したと発表した。

 ティエムは風邪で体力を奪われ、26日に開幕する全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)を前に休養してからトレーニングを再開するしかなくなったと話した。

「(先週に)モントリオールで軽い風邪を引いたと思った」「でもきのうになって熱が出た」「全米オープンや残りのシーズンへ向けてリスクを冒さないのが賢明だと思う。健康にならないといけない。全米オープンの開幕までまだ12日もある」

 全米オープン前の最後の前哨戦として位置づけられているウェスタン&サザンオープンでは、すでに前週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)を制したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が欠場しており、ナダルとティエムがいたボトムハーフのドローは混戦模様となっている。

 第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、ともにトップハーフに入っている。(c)AFP