【8月13日 Xinhua News】中国の王毅(Wang Yi)国務委員兼外交部長は12日、北京でインドのジャイシャンカル外相と共同議長を務め、中印ハイレベル人的・文化交流メカニズム第2回会議を行った。

 王毅氏は次のように述べた。習近平(Xi Jinping)主席とモディ首相の共同の呼びかけで設置されたこの交流メカニズムは両国関係の全面的発展を推進するための新たな重要プラットフォームである。両国の人的・文化交流を強化するには、共通認識を凝集し、効果を考え、両国の伝統的友誼を末端まで伝え、両国指導者の共通認識を行動に移す必要がある。包摂を図り、一致点を結集し、相違点を解消し、「文明の衝突論」に反対し、手を携えて中印2大文明の相互尊重と調和共存の新たな一章を記す必要がある。入念に計画準備し、優れた作品を制作し、来年の中印国交樹立70周年を契機とし、より豊富で多彩な人的・文化交流イベントを開催する必要がある。重心を下げ、未来に目を向け、官民を挙げて、各方面が参加する人的・文化交流の新たな枠組みを絶えず充実させ、より多くの若者が中印友好事業に身を投じるよう奨励する必要がある。考え方を新たにし、潜在力を深く掘り起こし、休むことなく前進し、長く努力する必要がある。

 ジャイシャンカル氏は、中国と共に両国の人的・文化交流をより大きく発展させることを願っていると表明した。

 会議後、王毅氏とジャイシャンカル氏は「2020年中印外務省交流協力行動計画」に調印し、また文化、スポーツ、伝統医薬、博物館など人的・文化分野の協力文書の調印に立ち会った。(c)Xinhua News/AFPBB News