【8月13日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2019)のMotoGPクラスに参戦するKTMは12日、不本意な成績が続いているヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)が今季限りでチームを離脱すると発表した。

 29歳のザルコは2020年シーズン終了までKTMと契約を交わしていたが、これまでチームのバイクに適応できておらず、クラッシュや成績不振が続いていた。 

 KTMはコメント文を発表し、「ザルコはKTM RC16のバイクに自分の走行スタイルを適応させようと努力し、チームも懸命に5番のバイクを彼の希望や条件に合わせようと試みてきた。その一方で、チームメートのポル・エスパルガロ(Pol Espargaro、スペイン)は安定して予選Q2に進出し、常にトップ10争いにも食い込んでいた」と述べた。

「最終的にヨハンとチームは、2020年の共同プロジェクトを継続しないことに決めた。今は2019年シーズンの最後の数か月と残りの8レースに向けて最大限の努力をしていく」

 今季は総合争いで合計22ポイントの17位に沈むなど不本意な成績が続いていたザルコだったが、今回の離脱はMotoGP界に衝撃を与えるものとなっている。

 Moto2クラスで2度の年間タイトルを獲得してMotoGPクラスに参戦してきたザルコは、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)とホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)の強力なライバルとして期待されていた。

 MotoGPクラスのデビューシーズンとなった2017年には、モンスター・ヤマハ・テック3(Monster Yamaha Tech3)のバイクで総合6位に入り、その年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。(c)AFP