【8月13日 AFP】サッカーオランダ代表の最多出場記録を持つウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)が12日、現役引退を発表し、数多くのタイトルを獲得した17年のキャリアに幕を下ろした。

 2003年に19歳の若さでA代表デビューを飾り、その後134試合に出場した現在35歳のスナイデルは、W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)でオランダの準優勝に貢献。4年後のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)ではアルゼンチンとの準決勝でPKを失敗し、チームは3位に終わった。

 また、ユース時代を過ごしたアヤックス(Ajax)では、所属した5年間で国内リーグ制覇に加え、オランダ杯(Dutch Cup)でも2度の優勝を経験した。

 その後はスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に渡ると、同胞のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)氏と共にプレーし、2008年にはリーグ優勝を果たした。

 さらに、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)では背番号10を背負い、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の下でセリエA、イタリア杯(Italian Cup)、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の3冠を達成。

 トルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)でもタイトルに恵まれ、最後はカタール1部リーグのアル・ガラファ(Al Gharafa)でプレーした。(c)AFP