【8月12日 AFP】男子テニス、世界ランキング2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は11日、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)で優勝した直後、今週開催のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)を欠場すると発表した。

 ナダルは11日のロジャーズ・カップ決勝で、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に6-3、6-0で圧勝して5度目の大会制覇を達成した。しかし、負傷がちなナダルはそのわずか数時間後、8月26日に開幕する全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2019)に向けた準備は同大会で切り上げ、これ以上の実戦はこなさないことを決断した。ナダルのウェスタン&サザンオープン欠場は2年連続となる。

 ナダルはフェイスブック(Facebook)に「とても残念だが、今年もシンシナティ(Cincinnati)ではプレーしないことを発表する」「理由はただ一つ、体をいたわり、今の体調を維持するためだ」と投稿した。大会主催者からの理解も得られているとのことで、「大会の成功を確信しているし、主催者チームの幸運を祈っている」とも書き込んでいる。

 ロジャーズ・カップで、史上最多記録を更新するマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)大会35勝目を挙げたナダルだが、これでハードコートでの前哨戦は1大会を戦ったのみで全米オープンに臨むことになった。

 一方でウェスタン&サザンオープンは、ナダルの欠場によって組み合わせに大きな偏りが生まれ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)がいるトップハーフに強豪がそろっている。

 両選手は、ジョコビッチが勝利したウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)の決勝以来、これが1か月ぶりの公式戦となる。フェデラーは通算8回目の大会制覇、ジョコビッチはタイトル防衛を目指す。(c)AFP