【8月11日 AFP】オランダ・エールディビジのAZアルクマール(AZ Alkmaar)は10日、本拠地AFASスタディオン(AFAS Stadion)の屋根の一部が強風により崩壊したと発表した。当時スタジアムには誰もいなかったという。

 AFASスタディオンは同国北部アルクマール(Alkmaar)に13年前に建設された1万7000人収容のスタジアムで、公開された写真がその衝撃の大きさを示している。

 AZのロバート・エーンホーン(Robert Eenhoorn)ゼネラルマネジャー(GM)は、「青天のへきれきだ。大きなショックを受けているが、幸いにしてけが人は誰もいなかった」とコメント。「現在は専門家による調査が行われている。調査が完了して初めてこの件に関する詳細な報告ができる。現時点では時期尚早だ」

 またエーンホーンGMは、「安全が確認できなければこのスタジアムでは試合ができない」とした。

 屋根が崩壊し破損物が飛び散っているため、15日にホームで行われる予定だったFCマリウポリ(FC Mariupol)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)予備予選3回戦第2戦の開催は危ぶまれている。

 AZの次戦は、11日に行われるアウェーでのRKCワールワイク(RKC Waalwijk)とのリーグ戦となっている。(c)AFP