【8月11日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2019)は10日、第3節が行われ、ハンドレ・ポラード(Handre Pollard)が31得点を挙げた南アフリカが46-13でアルゼンチンを下し、優勝を果たした。

 南アフリカは、前身のトライネーションズ(Tri-Nations)時代の2009年に優勝しているが、そのとき以来10年ぶり、ザ・ラグビーチャンピオンシップとしては初となる大会制覇を果たした。

 今大会は9月20日からW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)が開催されるため、通常のホーム&アウェー方式から、各チームが1回ずつ対戦する方式に短縮して行われた。

 その中で南アフリカは、2トライ、3コンバージョンキック、5ペナルティーキックを決めたポラードの活躍もあってボーナスポイントも獲得。勝ち点を12に伸ばして大会を制した。同日にニュージーランドを47-26で破ったオーストラリアが勝ち点8で2位に入り、以下は同6のニュージーランド、同2のアルゼンチンという順位になった。

 南アフリカは前半終了間際までアルゼンチンに粘られていたが、ポラードがトライを決め、24-13とリードを11点に広げて試合を折り返すと、後半一気に得点を積み重ねた。

 両チームは17日、W杯前の準備試合として、今度は南アフリカのプレトリアで再び対戦する。(c)AFP