【8月10日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)は9日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は3-6、4-6で第8シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れた。

 昨年議論を巻き起こした全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)決勝の再戦で、セレーナは大坂に対して全力を傾け準決勝進出を決めた。

 通算23度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るセレーナは12本のエースをたたき込み、大坂にブレークを許すことはなかった。次戦では、第4シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と予選勝者のマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova、チェコ)の勝者と対戦する。

 トロフィーとともにトロントを去ることにはならなかった大坂だが、現世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)の早期敗退とカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)の準々決勝敗退により、来週発表される最新世界ランクでトップに返り咲くことが決まっている。(c)AFP