【8月11日 CNS】全世界のロボット産業の最新成果を示し、企業や研究者が交流を深める「2019年世界ロボット大会」が8月20日から25日まで北京で開催される。中国電子学会副会長兼事務総長で中国工業インターネット研究院院長の徐暁蘭(Xu Xiaolan)氏が2日、記者会見で明らかにした。「知能の新生態、時代の幕開け」を今年のテーマに掲げ、世界ロボット博覧会と世界ロボットコンテストも同時開催される。

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 大会には、22か国から約200人のゲストが出席し、世界のロボット工学分野における最先端の技術を披露するほか、世界の著名なロボット関連企業180社以上が参加する。また、20か国以上の国・地域から集まった4500人の選手がコンテストに出場する。

 徐暁蘭氏は「大会が4年目を迎え、中国のロボット工学分野で最高規模、最高レベル、なおかつ国際的な要素を豊富に持つ大会になった」と述べた。

 大会は今年も、国連工業開発機構(UNIDO)やIEEEロボティクス・オートメーション協会(IEEE Robotics and Automation Society)など22の国際機関から支持を受けており、国際化や高度な専門性と開放性、協調性が大会の特徴になっている。

 今年は交流と協力を向上させるため、「投資コーナー」と「生産とニーズの連携」という特別イベントも増設される。

 2019年世界ロボット大会は、北京市人民政府、中国産業情報技術省、中国科学技術協会、中国電子学会、北京市経済とIT技術局などが主催する。(c)CNS/JCM/AFPBB News