【8月12日 CNS】6日に終了した第4期洛陽白雲山杯中国囲碁棋聖戦の決勝三番勝負で、柯潔(Ke Jie)九段が前回優勝者の連笑(Lian Xiao)棋聖に勝利し、初めて「棋聖」のタイトルを手にした。これにより、柯九段は中国三大タイトル(棋聖、天元、名人)の一つを獲得し、次回からはタイトル保持者として挑戦を受けることになる。

【関連記事】「囲碁界のプリンス」柯潔九段、今秋に名門・清華大に入学

 決勝の前2局では、2人の勢いは拮抗(きっこう)。それぞれがやや優勢で1局ずつ勝ち、3局目も互いに譲らず激戦となった。情勢は複雑で先行きの見えない展開だったが、黒を持つ連棋聖に一瞬、誤算が生じ、うまく攻めきれなくなったところ、柯九段はこの勝機を逃すことなく反撃し、中盤で勝負を決めた。

 柯九段は、囲碁史上最年少の世界の囲碁戦「七冠王」で、中国国内でも多くのタイトルを獲得してきたが、いずれも時間制限付きの早打ち対局だった。

 中国国内の棋聖戦、天元戦、名人戦の三大タイトル戦では、成績は芳しくなかったため、柯九段にとって今回のタイトルは特別なものとなった。(c)CNS/JCM/AFPBB News