【8月9日 AFP】ブラジル検察は8日、サッカー同国代表のスーパースター、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のレイプ疑惑に関して、証拠不十分だとした現地警察と意見が一致したとし、裁判官に保管処分を求めた。

【写真】2009年と2019年のネイマールのビフォーアフター

 当局の検察官は、「四方を囲まれた壁の中で起きたことを知るのは不可能で、われわれには彼に対する彼女の証言しかない。われわれはこの件に幕を引くよう求めることにした」と話している。

 ネイマールは5月にパリのホテルでブラジル人女性をレイプしたという疑惑を否定し続けてきた。この騒動は熱狂的なサッカー大国ブラジルで数か月にわたり話題を独占した。

 ネイマールは6月2日、7分間の動画を自身のインスタグラム(Instagram)に投稿し、強姦(ごうかん)罪で告訴されていると明かし波紋を広げた。

 ネイマールは、レイプされたと主張するナジーラ・トリンダージ・メンデス・デ・ソウザ(Najila Trindade Mendes de Souza)さんと最初に連絡を取ったインスタグラム上で自らを弁護。メッセージアプリのワッツアップ(WhatsApp)でのやり取りなどの動画を載せて、身の潔白を主張した。(c)AFP