元ウルグアイ代表フォルラン、40歳で現役引退を表明
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【8月8日 AFP】サッカー元ウルグアイ代表FWのディエゴ・フォルラン(Diego Forlan)が7日、現役引退を発表した。
40歳のフォルランは昨年、香港1部リーグの傑志SC(Kitchee SC)で短期間プレーしていたが、退団後は無所属の状態が続いていた。
ウルグアイのエル・オブセルバドール(El Observador)紙によれば、フォルランは地元のテレビ局テレドセ(Teledoce)に「現役引退を決めた」と話したという。
「オファーは先日もあったが、口実を探していた。よりえり好みするようになっていて、難しかった」
フォルランは2011年のコパ・アメリカ(2011 Copa America)でウルグアイの優勝に貢献し、祖父と父に続く形で南米制覇を果たした。また、ウルグアイが4位に終わったW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)では最優秀選手賞に輝いている。
アルゼンチンのインデペンディエンテ(Independiente)でプロキャリアをスタートさせたフォルランは、高額移籍金でイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に移籍。2003年にはリーグタイトルを獲得し、翌年にはFAカップ(FA Cup)を制した。
ユナイテッドでは先発の座をつかむことができなかったフォルランだが、ビジャレアル(Villarreal CF)に渡るとスペインでは絶頂期を送り、2010年にはアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2009-10)を制覇した。
イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)で1シーズンを過ごした後はブラジルや日本、インドでもプレーし、母国の名門CAペニャロール(CA Penarol)にも所属した。
フォルランはウルグアイ代表で112試合に出場し、通算36ゴールを挙げている。(c)AFP