【8月7日 AFP】デンマークの首都コペンハーゲンの国税庁で6日夜、大きな爆発が発生した。デンマークの警察当局は7日、何者かによる意図的な犯行だとして、刑事事件として捜査していることを明らかにした。

 爆発は6日午後10時(日本時間7日午前5時)ごろ、コペンハーゲンのオスタブロ(Osterbro)にある国税庁で発生。建物は前面が吹き飛び、窓が割れるなど外側に深刻な被害が出た。

 当時、建物内には2人がいたが、けがはなかった。警察はこれまで、爆発の原因は不明だと発表している。職員らには7日は在宅勤務するよう通達があった。

 デンマークのメッテ・フレデリクセン(Mette Frederiksen)首相は、今回の事件を「意図的な犯行」だと説明したが、「テロ攻撃」とみるにはまだ早いと述べた。(c)AFP