【8月7日 AFP】インドでトップクラスの知名度を誇る女性政治家で、今年5月まで同国外相を務めたスシュマ・スワラジ(Sushma Swaraj)氏が6日夜、死去した。67歳だった。ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相が7日明らかにした。

 スワラジ氏は健康問題を抱えていたが、5月の内閣改造でスブラマニヤム・ジャイシャンカル(Subrahmanyam Jaishankar)氏と交代するまで5年にわたり外相を務めた。

 モディ首相はツイッター(Twitter)に「インド政治の輝かしい章が終わりを迎える」と投稿。スワラジ氏の死を悼むとともに、生前の功績をたたえた。

 PTI通信(Press Trust of India)によると、スワラジ氏は心臓発作に見舞われた後、同国最先端の医療機関とされる全インド医科学研究所(AIIMS)で6日夜に死去した。

 スワラジ氏は、2016年に腎臓移植を受けていた。(c)AFP