【8月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からの退団がうわさされているFWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が6日、古巣であるベルギー1部リーグのRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)で練習していたと、同選手に近い情報筋がAFPに明かした。

 今夏のプレシーズンマッチで1試合にも出場していないユナイテッドのルカクにはイタリア・セリエAへの移籍の話が出ており、インテル(Inter Milan)が関心を寄せている。

 26歳のルカクは2日連続でアンデルレヒトの練習に参加したようで、情報筋は「2日連続でのトレーニングの参加は予定されていなかった」「しかし、彼はアンデルレヒトの出身であり、電話すればいつでも参加できる」と話している。

 アンデルレヒトのウエアを着ているルカクの写真はベルギー紙で報じられており、ルカクはトップチームではなく、ユースチームとともに汗を流したという。

 インテルのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は4日、ルカクの契約を完了させることに「大きな望みを抱いている」と述べていた。

 インテルは今夏の移籍市場でルカクを追っており、契約を実現させるために約6500万ポンド(約84億円)の新たなオファーを提示したと伝えられている。(c)AFP