【8月6日 時事通信社】国連薬物犯罪事務所(UNODC)は5日、麻薬であるコカインの南米コロンビアでの生産能力が2018年に前年比5.9%増の1120トンとなったと発表した。コロンビアは「コカの木」の葉から抽出されるコカインの最大生産国。犯罪組織によって主に米国に密輸されている。

 17年に過去最大だったコカの木の違法栽培面積は1.2%減の16万9000ヘクタール。4年連続の拡大に歯止めがかかった。ただ、栽培技術の向上などにより生産性は上昇。価格も1割前後つり上がっており、貧しい栽培農家にとって魅力は高まっている。

 UNODCによると、「現地相場」はコカ葉1キロ当たり2250ペソ(約70円)、コカイン1キロ当たり497万ペソ(約15万3000円)という。(c)時事通信社