【8月6日 AFP】バドミントン女子のキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)が、前十字靱帯(じんたい)を断裂して手術を受けた右膝を完治させるために、連覇が懸かっていた今月の第25回世界バドミントン選手権大会(TOTAL BWF World Championships 2019)を欠場することになった。

 世界選手権では最近の4大会で優勝3回を誇るマリンは、1月に行われたインドネシア・マスターズ(DAIHATSU Indonesia Masters 2019)決勝で、サイナ・ネワル(Saina Nehwal、インド)をリードしていた場面で負傷棄権を余儀なくされた。

 五輪金メダリストでもある26歳のマリンは「開幕に間に合わないため、チームと一緒に世界選手権を欠場することに決めました」「リハビリはとても順調です。膝の反応も非常に良いので、大会に出るのは9月まで待つことにしました」とコメントした。

 今年の世界選手権は、スイス・バーゼル(Basel)で今月19日から25日まで開催される。(c)AFP