【8月6日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが5日に発表され、ベラルーシのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は1ランクアップの9位に順位を上げ、前週のムバダラ・シリコンバレー・クラシック(The 2019 Mubadala Silicon Valley Classic)で惜しくも準優勝に終わった悔しさをほんの少し晴らした。

 21歳のサバレンカは、優勝した1月の深センオープン(2019 Shenzhen Open)以来となる決勝の舞台で、中国の鄭賽賽(Saisai Zheng、ジェン・サイサイ)にストレートで敗れた。しかし、ファイナリストとなって稼いだ今回のポイントにより、10位に落ちたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を抜いた。

 鄭は今週最も順位を上げ、17ランクアップの38位につけた。

 一方、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)の女王アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は首位を維持。2位の大坂なおみ(Naomi Osaka)らと共に、今週は多くのポイントが動くとみられるロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)に臨む。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:アシュリー・バーティ/6605ポイント
2位:大坂なおみ/6228ポイント
3位:カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)/6055ポイント
4位:シモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)/5933ポイント
5位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/5130ポイント
6位:ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)/4785ポイント
7位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/4737ポイント
8位:スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)/3773ポイント
9位:アリーナ・サバレンカ/3565ポイント
10位:セレーナ・ウィリアムス/3410ポイント
38位:鄭賽賽/1360ポイント

(c)AFP