デング熱の発生率は世界的に最近急激に増加していて現在、世界人口の40%以上、つまり30億人以上に感染リスクがあるとされている。また、世界で毎年5,000万人~1億人がデング熱に感染しているのである。私たちが住む日本では気候の面からデング熱にかかる人はほとんどいない。しかし、他人ごとのように 「自分とは今後一切関係がないだろうから考えるのをやめよう」とはしていけない。海外で流行するデング熱について、私たちが直接できることは少ない。だからこそ、私たちがやるべきことは自分の知らないところで苦しんでいる人がいると認識することである。また、今の現状を知り改善点等があればどのようにすればよいのか……ということを考えることができる人になることが課題であるように思う。

[日本大学東北高等学校 藤田 あみな]