【8月5日 AFP】イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)は4日、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)から19歳のFWモイゼ・ケアン(Moise Kean)を完全移籍で獲得したと発表した。

 ユベントスによれば契約期間は5年で、最初の移籍金は2750万ユーロ(約32億4000万円)だが、特定の条件を満たせば追加で250万ユーロ(約3億円)が支払われる可能性があるという。

 エバートンはこの夏、MFのアンドレ・ゴメス(Andre Gomes)やファビアン・デルフ(Fabian Delph)、ジャン・フィリップ・グバミン(Jean-Philippe Gbamin)に加え、GKヨナス・レッスル(Jonas Lossl)を獲得しており、ケアンは5人目の補強となる。

 ケアンは16歳のときにユベントスでデビューし、昨季はセリエAで13試合に出場し6ゴールを挙げてチームの優勝に貢献した。

 ケアンは「エバートンのユニホームを着ることができ、とても光栄で誇りに思う。このチームのために全力を尽くすつもり」「エバートンは将来を見据えているクラブであり、それは僕も同じ。だから納得してサインした」と話した。

 昨季のプレミアリーグで8位に終わったエバートンは10日、新シーズンの開幕戦でクリスタルパレス(Crystal Palace)とのアウェーゲームに臨む。(c)AFP